こんにちは。離婚後も毎月10万円の養育費を払いながら、元妻からの裁判費用まで抱えた40代バツイチです。
「もう赤字しかない」と覚悟した家計を、固定費だけで月52,300円削減して黒字化した手順をシェアします。
1. 毎月10万円の養育費+裁判費用…家計が赤字寸前だった頃
▼当時のキャッシュフロー(例)
- 手取り:320,000円
- 養育費:▲100,000円
- 固定費:▲140,000円
- 残高:▲(赤字) −10,000円
2. 固定費を書き出してみたら“ムダ”が3つあった
- 通信費…大手キャリア+オプション山盛り
- 保険…死亡保険・医療保険・学資保険で月3万円
- サブスク…動画・音楽・箱モノ計10個
3. STEP1 通信費:大手キャリア→格安SIMで月9,000円→1,800円
乗り換え時にやったこと:
- MNP予約番号をオンライン取得(手数料0円)
- 家族割を崩さずサブ回線をeSIM化
- データ繰越付きプランを選択
4. STEP2 保険:不要保障を解約、必要分はネット完結型に
▼わが家の保険整理フロー
- 証券を写真で一括アップロード(無料診断)
- 重複保障を赤ペンで可視化
- 死亡保障は必要最低額を残し、医療特約は解約
- 解約返戻金 48万円 → 生活防衛資金に充当
実際、僕も保険を3本契約していて、その中には重複保障や使いにくい特約も含まれていました。
今回の見直しで解約返戻金が出て、弁護士費用の一部に充当できたのは大きな収穫でした。
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5. STEP3 サブスク整理:10個→4個、年間5万円浮いた
ルールは簡単:「過去1年に開かなかったら即解約」。
家族全員で“サブスク棚卸し会議”を開催し、要不要を判定しました。
6. 削っても“ストレスがなかった”理由
「節約ってストレスたまりませんか?」と聞かれることがありますが、今回の見直しは生活の質を下げずに済んだのがポイントでした。
- 格安SIM:通話品質も問題なし。サポートはチャットで十分。
- 保険:保障を減らしたのではなく、無駄な重複を省いただけ。
- サブスク:使っていないものは、正直“存在を忘れていた”レベル。
7. 固定費削減ビフォーアフター
項目 | 削減前 | 削減後 | 差額 |
---|---|---|---|
通信費 | 9,000円 | 1,800円 | ▲7,200円 |
保険料 | 30,000円 | 15,000円 | ▲15,000円 |
サブスク | 8,100円 | 2,000円 | ▲6,100円 |
合計削減額 | ▲28,300円/月 |
8. 浮いたお金をどう配分したか
- 投資信託積立:5,000円
- 生活防衛費積立:23,300円
9. 「やってよかった」優先順位ランキング
僕が“効果と手軽さ”のバランスで感じた優先順位は:
- サブスク解約(即効果・感情的負担ゼロ)
- 格安SIM(初期設定は面倒でも月7,000円カット)
- 保険見直し(手続きはやや大変だが大幅節約)
10. BEFORE→AFTERで感じた“心の変化”
毎月お金が足りるかに怯える生活から、「自分でコントロールできる」という感覚が戻ってきました。
FIREという夢を語る前に、足元を固める安心感が一番の収穫だったかもしれません。
11. まずやるべき「最初の一歩」は?
まずは今日、家計簿アプリか手書きでもいいので、「月1万円以上かかっている固定費」を3つ書き出してみてください。
それがあなたのFIREの第一歩になるかもしれません。
12. 同じ境遇の人へ一言
離婚・再婚・裁判…人生に予定外のことが起きても、FIREはあきらめなくていい。
あなたの人生の主導権は、まだ自分の手の中にあります。
まとめ|“守る”家計管理がFIREへの第一歩
裁判費用も養育費も、いつかは終わる期間限定コスト。
それを乗り切るためには固定費こそ真っ先に攻めるべき――これが実体験の結論です。
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