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【第4回】月に一度の面会交流が、僕の人生を整えてくれる

こんにちは。今回は、離婚後も続いている子どもとの月1回の面会交流についてお話しします。
養育費の支払いだけではない、父親としての「関わり続ける姿勢」を、自分なりに大切にしてきました。

目次

面会交流は離婚協議書で月1回と決定

離婚時、面会交流についても協議を重ねました。
その結果、「月に1回、子どもと過ごす時間を設ける」ことを正式に取り決め、離婚協議書に明記しました。

あくまでも形式的なものではなく、「親子の関係を続けていくための時間」として、自分にとっても大切な存在です。

最初はぎこちない時間からのスタート

離婚して最初の頃や、僕が再婚して結婚指輪を付け始めた頃、子どもは少しよそよそしい様子を見せることもありました。

それでも、こちらができるだけ普段通りに接することを心がけていると、次第に子どもも自然に笑顔で話してくれるようになりました。
「父親としての変わらない姿勢」が、安心感につながったのかもしれません。

最近の面会では、いろんな場所に一緒に行っています

会うたびに、一緒に昼食を食べたり、カラオケやマンガ喫茶、公園で遊んだりしています。
ときには動物園や映画館にも足を運び、子どもの「今好きなもの」を一緒に楽しむようにしています。

ほんの数時間でも、その時間はかけがえのない宝物だと感じています。

子どもの成長を間近で感じられる幸せ

産まれたとき、子どもは超未熟児でNICUに入院していました。
そんな小さな命が、今ではクラスの中で後ろから2番目の身長に成長し、好きな授業は体育。どんなスポーツも器用にこなす、元気いっぱいの子どもになりました。

あの頃の小さな手を思い出すと、今こうして一緒に笑い合える日々が本当に奇跡のように思えます。

この時間をもらえていることに感謝しています

子どもの成長は本当にあっという間です。
こうして面会交流を続けられていること自体、子どもはもちろん、今の妻の理解と支えにも心から感謝しています。

再婚してからも、今の妻は面会のたびに快く送り出してくれています。
僕が子どもと過ごす時間を大切にしていることを、しっかり理解し、尊重してくれていることがありがたいです。

面会のたびに感じる、子どもの反応の変化

毎月少しずつ、子どもの表情や言葉が柔らかくなっていくのを感じました。
会うたびに話す内容が増えたり、悩みをぽつりと話してくれるようになったとき、「ああ、少しずつ信頼が戻ってきたのかな」と嬉しくなります。

面会後の帰り道には、子どもの何気ない一言を思い返すことがあります。
その一言が、自分の心をじんわりと温めてくれることも少なくありません。

養育費だけじゃない、父としての「関わり」

お金だけでは伝えられないことがあります。

顔を見て「元気か?」と聞けること、人生について自分の考えを話せること。
それは親として直接関わる責任でもあり、同時に、自分自身の生き方を見つめ直す時間でもあります。

最近では、子どもが行きたい場所や食べたいものを事前にLINEで聞くようにしています。

よく聞かれること

「面会って、子どもが嫌がったりしないの?」と聞かれることがあります。

もちろん最初は戸惑いもありましたが、無理に距離を縮めようとせず、自然体でいることを大切にしてきました。

結果として、徐々に心を開いてくれるようになったのだと思います。

面会が難しい状況の方へ

事情があって子どもと会えない方もいると思います。
僕もいつか面会ができなくなる日がくるかもしれません。

大切なのは、今できることを誠実に続けること
会えなくても、思いや手紙、言葉でつながる方法もあると信じています。

子どもと向き合う中で、自分自身も変わった

子どもと過ごすたびに、自分がどう生きたいかを改めて考えさせられます。
何気ない一言で気づかされたり、励まされたりすることもあります。

子どもと向き合うことで、僕自身が少しずつ強く、優しくなれている気がします。

同じような立場の方へ

忙しい毎日の中で、時間を作るのは簡単ではありません。
子どもの都合や気持ちによって、会えないこともあるでしょう。
再婚後は面会が難しくなるケースもあると聞きます。

それでも僕は、面会交流は「義務」ではなく「権利」、そして「人生を豊かにする時間」だと思っています。

たとえ月に1度でも、「会える今」を大切にすることは、きっと自分にも、子どもにも意味のある時間になると信じています。

面会交流を続けることは、決して当たり前ではありません。
今のこの時間に感謝しながら、これからも子どもの成長を見守り、支えていけたらと思っています。


✔ ご感想や体験談、お待ちしています。
同じような境遇の方の声が、この場をより温かく、力強い場所にしてくれると嬉しいです。

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この記事を書いた人

離婚をきっかけに資産形成とFIREを決意。養育費を払いながら再婚、不動産収入を軸に、50歳での早期リタイアを目指しています。節約だけでなく「納得のいく支出」を重視した生活改善術をブログで発信中。エンジニア歴18年、趣味は八重山諸島巡り。

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